第6章 カロス地方の思い出
そういえばウルップさんが
「どこまでいけるかはポケモンをどれだけ信じてるかだよ」
そうだよね!
ポケモンを信じて無かったら旅の途中で故郷に帰ってたもん
未来の自分へ
私は今、チャンピオンロードの真ん中で
「待て!氷空」
マスタータワーで修行しているはずの
彼…カルムと会っている
「あれからずっと考えていた…フラダリさんはフレア団だけを選んだ…君と俺達はフレア団以外を選んだ…立場がそうさせたからであって、どちらが正しいとは言えないよね?」
「うん」
どちらも正しいともいえるし正しくないともいえる
でも、私達は間違ってると思った
「だからなんだけど…どちらにも言い分があったら歩み寄ればよかったのかな?」
歩み寄る…か
本当にそうできれば良いんだけど
「だから、決めた!ただ、ただ勝つだけではなく…君達の想いに触れる…そんなポケモン勝負を挑む!」
「望む所よ!出て来て!ニンフィア!!」
私達はバトルを始める
チャンピオンロードは晴天だった