第6章 カロス地方の思い出
エイセツシティジムに行くとジムリーダーは不在だった
話しによると町の南にある森に出かけているらしい
「暇だし、行ってみるか」
私は森の方に出かけた
迷いの森と言われているだけあって結構入り組んだ森だな
私は暫くの間、森をさまよっていると
ポケモンの村に着いた
噂には聞いた事があるけど綺麗な所だな
目の前にはお爺さんが立っている
「あの~」
声をかけてみるとお爺さんの周りに居たポケモン達が逃げてしまった
「ここはあれだよ…内緒の村、ポケモンの村だよ…悪い連中に酷い目にあわされたり、心無いトレーナーから逃げ出したポケモンの集まりだよ…強すぎるため、孤独でいるポケモンも居るようだがね」
強すぎるポケモン?
確かハナダシティでもそんな事を聞いた事がある気がする
「ほう…お前さんのポケモン、良い思い出を持ってるな」
そう言うとお爺さんは周りを見渡すと
「おい!お前さん達、この人は大丈夫だよ!」
ポケモン達は戻って来ると私の方にも近づいてきた
「心配でな、時々様子をみているんだよ‥おっと、あれだな挨拶を忘れているよな…俺はウルップ、エイセツシティジムリーダーだよ」
この方が…最後のジムリーダー
「イッシュから来ました!氷空です!」
ウルップさんは私の事をじっと見ると
「お前さん、あれだろ挑戦者だよな…あれだよあれ…悪かったなジムに行こうか」
そう言うとエイセツシティに向かって行った