第6章 カロス地方の思い出
すると、AZがやって来た
「AZさん」
「昔々…本当に遠い昔…」
彼はセキタイタウンにぽっかりと空いた穴を見つめながら語り始める
…オトコに造られた最終兵器…
…最終兵器を動かすのは多くのポケモンの命…
…永遠の命を与えられたポケモンはその事を知った…
…生き返った永遠のポケモンはオトコのもとを去った…
…オトコは驚き悲しんだ…
…会うために生き返らせたのに…
…会えない日々が続き…
…いつしかオトコには心がなくなった…
…兵器の光を浴びてしまい永遠にさまようオトコ…
…同じく永遠の時間をさまようポケモン…
…今どこにいるのか…どうすれば会えるのか…
語り終わるとセキタイタウンを出ていってしまった
「カルム…これから今日1日だけ付き合って」
「ああ、初めてのデートだね」
私達はミアレシティに戻って行った