第6章 カロス地方の思い出
「押し倒した!青のスイッチを押しちゃった!せいかーい…おめでとう…」
私達がほっとしたのもつかの間
クセロシキはポケットから小さいリモコンの様なものを取り出した
「だが、最終兵器は動かすゾ!…ボスは正解なら止めてもいいと言っていたが、ワタシが許さないのだ…」
そう言うと彼はスイッチを押してしまう
「ほら、オマエらモニタだモニタ!」
私達はモニターを見る
そこにはセキタイタウンが映っていた
だが、次の瞬間…巨大な何かが出て来て巨大な花の様なものが出てくる
これが…最終兵器
「ほら見たか!生まれたぞ!最終兵器…咲いたゾ!毒の花!フレア団以外を消し去るゾ!」
私とカルムは何も言えずに…只、今の現状をモニタ越しに見ていた
「ほらセキタイタウンだ…セキタイタウンに咲いたゾ!ボスの夢が叶い、美しい世界が生まれる!イコール我々の化学の勝利だゾ!」
「まだ終わったわけじゃないわよ」
やっと正気を取り戻した私はそう言い放つ
「そうだ…俺達はまだ終わっていない」
そう言って私達は急いでセキタイタウンに向かった