第6章 カロス地方の思い出
私がクセロシキを倒すと
「凄いなオマエ!凄いぞオマエ!ワタシはオマエを認める…イコールいい事を教えてやる…最終兵器は3000年前…カロスであった戦争を一瞬で終わらせた…その凄まじい力を使えば、カロスのゴミ…愚かな人間たちを消せるゾ!」
カロスのゴミ?今、人間の事をゴミって言った?
消すって…
「ワタシの背後にある青と赤のスイッチ…どちらかが最終兵器を起動させるためのスイッチだ‥さあ押せ!押すが良いゾ!」
どちらかが最終兵器のスイッチ…
「カルム…」
「氷空って好きな色は何なの?」
えっ?こんな時に何で?
「私の好きな色は…」
青の方を見る
私って青色が小さい時から好きだった
兄さん達は無彩色が好きなのに対して私は有彩色が好きで
特に青色をよく着ていた
今だって青を基調にした服を着ているし
「私、どちらのボタンを押すか決めた!」
もし起動させてしまっても、絶対止めて見せる
そう思い押した
背後ではクセロシキが笑っている
何がおかしいのだろう?