第6章 カロス地方の思い出
「結局夕方になっちゃったね」
今日のジム戦は閉め切られてしまったし
明日また挑戦しに行くか
「ねえ、カルム…良かったら一緒にカフェ行こう?」
「いいよ」
丁度良いから就職先が決まった事を伝えようっと
私とカルムはカフェに移動した
「そう言えば、その服装似合ってるよ氷空」
「ありがとう」
ブティックのお姉さんもすごく似合っているって褒めてくれたんだよね
「で、話があるんだよね?」
「うん」
私の誕生日2週間後からバトルサブウェイのサブウェイマスター兼駅長に就任する事になった事を伝えると
「そっか、良かったね…でも」
そっと私の頭を撫でる
「いつだって、どんなに離れていたって君は俺のものだよ…それに、君の居場所さえ分かれば会いに行けばいいしね」
そう言うと軽く触れるだけのキスをした
初めてのキスか
兄さんに知られたら大変な事になりそうだな
そう思いつつカルムとの楽しい時間を過ごした