第6章 カロス地方の思い出
フレア団の科学者バラとコレアは結構強かった
でも
「貴方達の負けね」
私は微笑みかける
「あらま?」
「ヤダー残念敗れちゃった」
「ああもう!ここは引きあげます!!」
あ~幹部さんってもしかして癇癪持ち?
また逃げられちゃったけどいっか
社長さんも無事だったみたいだし
「君たち助かったよ!若いのに素晴らしいポケモントレーナーだ!よーし!お礼をしよう!」
私達はマスターボールを貰った
「ありがとうございます!」
「君達なら正しく使える!そんな気がするからね!あんなフレア団とは違って…」
私達は暫く社長と話した後、入り口に行くとサナ達と合流し、工場を見学できないと伝えるとフウジョタウンに向かって行ってしまった…
「ありがとう、君のおかげでみんな無事だったよ…でも、君に頼ってばかりだと旅で成長できなくなる…」
カルム君は悲しそうな顔で話す
「そう言えば、私に伝えたい事って何?」
「それは…」
急にカルム君は抱きしめてくる
「どうしたの?カルム君」
「俺の事、呼び捨てにしてくれないか?」
「カルム、どうしたの?何で悲しそうな顔をしているの?」
君が遠くに行ってしまいそうで怖い…と言いたい気持ちを抑えて
「氷空、ライバル以前に君の事が好きだ…だから、俺の知らない所で危険な所に首をつっこまないでくれ」
えっカルム…私の事が好きって…
「わっ私…私も、カルムの事が好きだよ」
だって、カルムとのバトルも怖い家の時だって私はカルムに助けられてばっかり、でも、安心したし一緒に居ると楽しい!
「良かった…氷空、大好きだよ」
「うん、私も」
2人は手を繋ぎながらクノエシティに戻って行った