第6章 カロス地方の思い出
いつもの通りに私が勝つと
「ねえねえ!二人ともすごい迫力だったね♪」
「サンキュー!サナ…君達が見ているのは勝負しながら分かったよ」
あっみんなそろってたんだ…気が付かなかった
「ねえねえみんな、サナ、怖い家に行きたいの!」
「げっ」
怖い家…?今、怖い家って言った?
「どうしたの?氷空、顔を真っ青にして」
「なっ何でもない」
私、ゴーストタイプは大丈夫だけど、基本的に怖いものはダメなんだよ!
ってか目の前の沼地が暗そうで怖い!!
心の中で叫びつつ、皆の後を付いていった
暫く歩くと
サナとトロバはこそこそと話し始める
「氷空は怖いものが苦手みたいね」
「カルムの腕をつかんでいるようですしね」
2人は後ろに居る二人を見る
カルムは顔を真っ赤にさせて歩いていた
氷空は怖いのか腕をつかみながら歩いている
さっきからライブキャスターが鳴っている事にも気が付いていない様だった