第6章 カロス地方の思い出
シトロンさんって私とあまり変わらない年齢なのに強かったな
私はジムリーダーシトロンに勝ち、ボルテージバッジを手に入れたあとプランタンアベニューでプラターヌ博士と電話していた
「やーちょっと話したいからフラダリカフェに来てくれるかな?」
「はい、分かりました後で向かいます」
私は電話を切るとホロキャスターを買いに行き、タクシーでフラダリカフェに向かった
結局ホロキャスターとライブキャスターの二台持ちにしたので電話番号がもう一つ増えた
兄さん達には教えない様にしとかないとなと思いつつカフェの中に入ると
「こっちこっち!」
フラダリさんとプラターヌ博士が居た
「君が調べたメガ進化の事、フラダリさんと話し合っていたのさ」
「私からもおめでとうメガ進化を使えるとは、私もあやかりたいものです」
フラダリさんって思い切り怪しい人だよね
まあ、博士の友人だから本当の事は分からないし
「そう言うフラダリさんこそ王家に連なる者の子孫…選ばれし者なんだよね」
「ええ!王の弟、その血を引くようです!」
うわー私とは縁遠い話ね
「とはいえ、3000年も前の話ですから怪しいものです」
3000年って長いな
ジラーチが3回目覚めたって所か
「ところで、氷空ホロキャスターをどこで作っているか知っている?」
「フラダリラボでしょ?雑誌とかでも有名ですよね?」
博士の話だとホロキャスターの利益の一部を社会貢献に使用しているらしい
そうだったんだ~
意外といい人なのかな?
大昔のカロスの王様は全てを手に入れようとしてとんでもない兵器を作り破壊の炎を放ったらしい
世界を吹き飛ばすこと位しかいいことはなかったって
でも、それは一つの考えでしかない
歴史っていつも真実だけを映しているわけでは無いからどれを信じればいいのか分からない
だったら、私はどんな未来がこようとも希望を持ってポケモン達と戦えばいいかな
私はタウンマップを出して14番道路に向かった