第6章 カロス地方の思い出
「結構いるわね…」
私はルカリオをボールから出してコントロールルームに向かっている
急がないと…ミアレシティに送られるはずの電力が全部奪われちゃう!!
私は必死に走りながら攻撃の指示をした
そして、コントロールルームに入ると…
「あとどれくらいだ?」
「事実だけを言うならば、アレを動かすのに必要な電気は蓄積できたわね」
「そろそろ…」
誰かの声が聞こえる
暫く聞いていると
「ミッションというのは」
赤いスーツを着た女性が私の方に向く
「あのポケモントレーナーの始末かしら?」
「驚きだな作業者以外にも始末するものが増えたか」
あら、ヤバい雰囲気?
会話を聞いている限り、この白いスーツの人はフレア団の幹部らしい
私はニンフィアを出すと
「始末されるのは貴方の方よ!ニンフィア!!ムーンフォース!!」
相手のヘルガーに向かってムーンフォースを放った
「そんな、馬鹿な!…すまない!科学者!後始末を頼む!」
赤いスーツを着た女性はどうやらフレア団の科学者らしい
「アハハ!良いの?」
女性は私の方を向いてくる
残忍そうな笑いをしながら
「トレーナーさん、カモーンしちゃって!私の名前はアケビ、ご覧のとおりフレア団でとある研究をしている科学者です。貴方には悪いのですが、お願いされちゃったからね」
そう言うとアケビはグラエナを出してくる
私はそのままニンフィアにお願いする事にした
「ニンフィア!ムーンフォース!」
私は一気に仕留めようと支持すると急所にヒットした
「アハハ!あなた、おもしろーい!また会いましょ」
そう言うとフレア団は逃げていった
「ニンフィア、ルカリオ、ありがとう」
私は二匹にポフレをあげると
後ろから誰かが来るのを感じ、振り向く
「あら、貴方…私達よりも早くここに居た得体のしれない連中を追い払ってくれたの?」
「えっえーっと」
この人たち、もしかしなくてもジーナさん達だよね?
何で仮面とかしてるの?
「そうね!カロスを守る人が多い事は良い事ですもの!感謝の気持ちですわ、ポケモンを元気にしますわね」
「あっありがとうございます」
その後2人はすぐに去っていってしまった…
なっ何だったんだろう
あの二人の行動に疑問を持ちつつ、ミアレシティに向かって行った