第6章 カロス地方の思い出
一方、ギアステーション内
「おかしいですね」
「どうしたの?ノボリ兄さん」
ノボリ兄さんはさっきから氷空に連絡を取ろうとしているのにかからない
「どうやら電源を切っているようです」
いつもなら留守電にしておく彼女が電源を切るなんておかしい
「ただの電池切れかもしれないよ」
「そうだと良いのですが」
何でしょうか…この胸騒ぎは
氷空の身に何か危険が迫っているようで私は心配でございます
「大丈夫だって、この間の連絡の時だってもうすぐミアレシティに戻ってジムリーダーに挑戦するって言ってたんだから!それに、氷空には不思議な力がある!だから大丈夫!」
「そうですね」
双子の兄はそう言いながら氷空と一緒に撮った写真を見つめる
どうか、無事でいてくださいまし!