第2章 5歳の誕生日
ギアステーションの中はシンとしていた…
いつもなら端から2列目を走っている怪しい廃人やら個体値を見極めてくれるジャッジさんとかが居るのに…
「誰も居ない…」
そうか、今日は車両点検の日だ
忘れてた…
「ねえ、バチュル、ヒトモシ執務室って何処かわかる?」
二匹に案内してもらう事にした…
…
…
…
執務室に入ってみると兄さんたちと両親が立っていた…
「氷空、誕生日おめでとう!」
いつの間にか鉄道員の方々やジャッジさんも集まっている…
「ありがとう…」
「ねえ、氷空」
クダリ兄さんがプレゼントを渡してくる…
「これ…モンスターボール?2個あるけど」
「バチュルとヒトモシのですよ…これで貴方のポケモンです。」
二匹は氷空の頭の上から降りてボールの中に入っていく…
その後、両親からトレーナーカードも渡された…