第2章 5歳の誕生日
カナワタウンの自宅
私はバチュルとヒトモシと一緒にお留守番をしていた…
いつもならノボリ兄さんとクダリ兄さんは学校からすぐ帰ってくるはずなのに
お兄ちゃん達は良いな…学校に行けて
私は来年の誕生日まで待たないと
ぶぶぶ…
ん?
あれ?私のライブキャスターが鳴ってる…
誰からだろうとつけてみると、ノボリ兄さんのランプラーがアップで映っている…
ヤバい…どうしよう
「ノボリ兄さんっていつからランプラーになったの?」
「ランプラーどいて下さいまし!氷空!すぐにギアステーションに来てください!」
えっ?
「うん、分かった…」
切ると、急いで駅に向かった…
…
…
幸い、空いている電車に乗れた…
そういえば初めて一人で乗るな…
いつもだったら兄さんたちが居たからね…
あっでもバチュルとヒトモシが居てくれたからだね
「ありがとう…」
そう言いながら二匹の頭を撫でていた…