第2章 5歳の誕生日
「氷空ちゃんももうポケモンを持つようになったんですね」
「ホンマ速いわ~」
クラウドさんとカズマサさんが話している
お二人はいつも私たち兄弟の面倒を見てくれる優しいお兄さんです。
「氷空」
わっ急に後ろから抱きしめないでください!!クダリ兄さん…
「放して、クダリ兄さん」
「嫌だ」
「だからはなs「クダリだけずるいですよ!!」」
あ~どうしてこうなったのでしょう
父さん達大人は仕事に戻ってしまった
今現在二人の兄さんにサンドイッチされている状態です。
お兄さんってスキンシップが多い気がするんだよね
「私達の妹」
「僕達の妹」
2人の声を聴きながら私は眠ってしまった…
…
‥
「眠ったようだね」
そう言いながらクダリ兄さんは私の頭を撫でている
氷空
僕達…私達の大切な妹…
どんなことがあっても
どんなに離れ離れになっても
ずっと守ってあげますからね…