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生まれ変わった後に

第22章 私とカルムと兄さん達


出張に行く前日…
私はプラズマ団の城が眠る場所…チャンピオンロードに訪れていた
城の奥深く…2年前を思い出させる場所にNが立っていた

「やっぱり此処にいたのね…N」

「氷空…」

Nは驚いた表情をして私の方を見る

「キミが来るなんて珍しいね」

Nは季節の変わり目にここに来るって言っていた
その他の期間はトウヤを探して旅をするらしい
ゼクロムはメイに渡したらしい

「ちょっとね…明日から出張でホウエンに行かないといけないから…Nに会いに来た」

というか出張の前日まで休みを貰ったんだけどね
私はそう言うとNの目の前に立つ

私とNの間に秋風が吹き…
バトルを開始した









出張に行く日…
ギアステーションの港行のホームにカルムと一部の鉄道員と兄さん達が私を見送りに来た

「会議などで何かございましたらすぐに連絡してくださいまし」
「無茶はしないんだよ!病院から処方された薬も塗るんだよ氷空」

兄さん達は口々にいろんなことを言ってくる
もうすぐ電車が出る時間になる…
4ヶ月はここに戻れないんだよね


私はカルムの方に近づくとほっぺにキスをして
「じゃあ、行ってくるね!」
そう言って電車に乗り込んだ














港に着くとインゴさんが船の前で待っている
この船はインゴさん達の居る地方も通るらしい
「お久し振りです…インゴさん」
「氷空デスカ…今回の会議出席者ハ」
インゴさんはフッと笑うと
「ノボリとクダリから聞きマシタガ…強力なポケモンのワザを受けタそうですネ?」
インゴさんは私の手を取ると手の痺れが残っている部分を見ている
「無理はしないデくだサイネ」
そう言って手を離す
「インゴさんにもご心配かけてすみませんでした…でも、ホウエンの温泉は手の痺れにとても良いと聞くので時間が空いたらフエンタウンの温泉に行こうと思っています」
そう言って私は荷物からおふろセットを取り出す
「そうデスネ‥」
船員たちの掛け声を合図に私とインゴさんは船に乗る
5時間くらい乗ればホウエン地方だ
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