第21章 ギアステーションの日常とプラズマ団
レシラムとゼクロム…でも二匹とも今は居ない
「伝説のポケモンに認められたあいつは何処だ?ボクが探し出すしかないか!」
ごめん、トウヤ君は何処に居るのか知らないけどNならさっき会ったと心の中で考えると
「そこまで考え込む必要はないよチェレン…いざという時は私も居るんだから」
そう言うとイベルタルを出し…チェレンを乗せてジャイアントホールに飛んで行った
セイガイハシティ上空で一応兄さん達とカルムに電話すると
「昨日から連絡も無しで…一体どこに居るのですか!」
「僕たち心配した!」
「氷空、どこに居るの?」
えーと3人とも同時に話されると何言っているのか聞こえない
「ちょっとプラズマ団関係で色々あって今はチェレンと一緒にジャイアントホールに向かっています。」
私はイベルタルに降下するように指示すると
「ジャイアントホールってあの恐ろしいポケモンが居る所?」
あ~カルムも昔話を聞いた事があるんだね
「無事で帰ってきてくださいね」
「ありがとう…」
私はそう言うと電話を切った
一方兄さん達は
「俺、氷空の所に行きます」
「そうですね…ではカゴメタウンでのシフトはカズマサにお願いしておきましょう」
そう言うとノボリ兄さんは駅員室に連絡を取り始める
「今すぐにでも氷空を追いかけてあげて」
「はい!」
カルムは私服に着替えるとチルタリスを繰り出して飛んで行った
これが長い旅立ちの始まりだと知らずに…
氷空の部屋にある4人で映った写真は少しずつ凍りつき始めていた