第21章 ギアステーションの日常とプラズマ団
「明日にはクラウドが来るので指示を貰ってください。」
「了解です!ランダムボス!」
私は引継ぎをするとイベルタルのそらをとぶでセイガイハシティ上空を調べに出かけた
「今の所異常なし…ん?」
21番水道の方にプラズマ団の船が一瞬見えた
岩陰に隠れてどうやって入ろうか考えているとメイとヒュウがやってきて何やら話し込んでいる
暫くしてジムリーダーのシズイさんもやって来た
ちょっと遠くて何を話しているのか分からないけど船に乗ることが出来るようだ
私も降りようとすると誰かが腕をつかんできた
「キミはまだ行ってはダメだ」
後ろを振り向いた先に立っていたのは…
Nだった
かれはかなしそうな顔をして
「今、キミが行けばゲーチスの思う壺だ」
「…どういう事?」
私にはさっぱりわからない
2年前にゲーチスを一回平手打ちを食らわせたけど彼に気に入れられる事をした覚えがない
「今は答えられない…」
そう言うとNはゼクロムに乗って飛び去ってしまった
それから数分後…
「プラズマ団!どこへ飛んでも逃がさない!」
何処かに飛んで行ってしまったプラズマ団の船の方を見て叫んでいるヒュウと何かを考え込んでいるメイに合流しチェレンが加わった後今後について話していた
「とにかく二人とも無事で良かった…二人だけで船に乗り込むのは危険だから今後は気を付けてね」
「氷空が言えたことですか…」
チェレンはため息をついているけど気にしないっと
「で、プラズマ団の船が飛んで行った先…おそらくだけどジャイアントホールだね」
やっぱりか…
ヒュウは先に行くと言うと
「あのポケモン…キュレムとだっけあいつの鳴き声…なんだか哀しそうだった」
そう言って走っていってしまう
メイはスワンナを取り出すと飛んで行ってしまった
「哀しんでいたのはキュレムだったんだ」
そしてプラズマ団は今も利用している
「どうやってプラズマ団をとめる…?キュレムがシャガさんの言うとおり伝説のドラゴンポケモンならば対抗できるのはレシラム…もしくはゼクロムだけ…」