第21章 ギアステーションの日常とプラズマ団
「あっクダリ兄さん、無事にこちらの駅の復旧は終了しました」
「ありがとう、氷空」
「ですが暫くはソウリュウシティ駅へ行く電車は徐行運転にした方がよさそうですね」
「うん、ノボリ兄さん…それと、今回の件もプラズマ団が関係しているみたいです。」
執務室にインカムを忘れて来てしまっていたので私達はライブキャスターで連絡している
私は駅員たちに変更後の臨時ダイヤの紙が届く事を伝えると
ソウリュウジムに向かって歩いていく
どこもかしこも真っ白…
さっきまで近代的な街並みだったのが嘘みたいに
それにしても、私のシャンデラでさえ傷一つ付けられない氷か
「待て!ダークトリニティ!」
メイがダークトリニティを追いかけている
走りながらメイから遺伝子の楔が盗まれた事を聞く
「どうしてプラズマ団が遺伝子の楔を?」
「分からない…でも、シャガさんが言うには良くない事に使うらしい」
という事はゼクロムとかレシラム関連?
私はプラズマ団の行動に疑問を持ちながら走って行った