第21章 ギアステーションの日常とプラズマ団
思っていたよりもソウリュウシティの様子は悲惨だった
駅の中ももちろんソウリュウジムやシャガ市長の家まで凍りついている
駅員の話によるとプラズマ団に凍らされたらしい
上空には以前見た黒い帆船が飛んでいる
私は船の真下にあるシャガ市長の家に走って行った
市長の家の前には市長と…メイが立っていた
「メイちゃん!シャガさん」
「氷空さん」
「久しぶりだな氷空」
私はシャガ市長とメイに遺伝子の楔とここで起きた事を詳しく聞いた
「そんな事が…シャガさん、私は立場上…駅の復旧を先に優先で行いますので…それが終わり次第また連絡します」
「そうだな、わしはメイとプラズマ団を追いかける」
私は駅に向かって走って行った
走っている最中、何か大きなポケモンが泣いている気がした
というか、ポケットの中に入れていたアリス石のペンダントがかすかに光ったような気がした