第21章 ギアステーションの日常とプラズマ団
私とカルムが出勤すると
「氷空!大変なんや!」
「どうしたの?クラウド」
私はクラウド達が集まっているテレビの前に向かって行く
丁度臨時ニュースが始まった所だった
後から追ってきた兄さんたちも見はじめる
臨時ニュースです
今朝、ソウリュウシティが何者かによって氷漬けにされるという事件が起こりました。
今の所負傷者は…
「ソウリュウシティが氷漬け…ですか」
「カルム、急いでソウリュウシティ駅の鉄道員に連絡して状況確認」
「分かった氷空」
私は急いでクダリ兄さんからダブルトレインの運行表を受け取ると朝礼を始める
「今日はソウリュウシティに行く路線のダイヤ見直しをキャメロンお願いします…カルムはクラウドと一緒にマルチトレインでトトメスは…」
それぞれの仕事の割り振りを始める
私は今週の仕事を片付けてしまっていたので週末の報告書だけだ
「最後に私はこの後ソウリュウシティに行き、駅の状況確認に向かいます。場合によっては1日あちらの方で仕事をする可能性がございます。何か用事がございましたらホロキャスターの方に連絡をお願いします」
そう言ってそれぞれの業務に向かって行く
「…と言うわけで、兄さん達ちょっとソウリュウシティに向かいます」
「うん、気を付けて」
私は頷くと鞄持ってソウリュウシティ行の電車に向かって行った