第20章 ポケモンワールドトーナメント
選手控室
「納得がいかないんですけれど」
「まあまあ氷空…トーナメント前のエキシビジョンマッチには出られるんだから」
「そうだけどさ~ってか対戦相手って誰なんだろう」
結局、チェレンとメイとカルムが参加登録した所で定員オーバーになってしまい私だけホドモエトーナメントに出られなくなり、その光景を見ていたヤーコンさんが
「言い忘れていたが氷空、お前に頼みたい事がある」
「え?」
‥で私が頼まれたのがエキシビジョンマッチに出る事だった
チラシには誰が出るのか書かれていなくて分からない
私はため息をつくと
「時間だから行ってくる…」
「うん、行ってらっしゃい」
私はカルムと軽くハイタッチするとバトルフィールドに向かって行った
一方、ギアステーションでは
「もうそろそろPWTが始まる頃ですね」
「氷空とカルム、選手登録できたかな」
「どうですかね…二人とも偶にどこか抜けている所がございますからね…テレビ付けてみましょうか」
「折角だから駅員たちの勉強にもなるからあっちで見よう」
ノボリ兄さんとクダリ兄さんは駅員室に向かうといち早く気が付いたクラウドが
「ボスたち!大変です!氷空ちゃんが、PWTのエキシビジョンマッチに出るそうです」
「「えっ…!」」
2人は顔を見合わせると早歩きで駅員たちが集まっているテレビの方に向かった