第18章 ポケモンスタンプラリーと迷子騒動
一方、カルムと私はリトルコートに来ていた
「偶には良いわね!こういうの」
「そうだね!」
私達はテニスで勝負していると
「あれ?氷空さん!」
「カルムさんも居る」
あっアイリスちゃんとサトシ君だ
「二人ともサブウェイスタンプラリーには参加してないんだ」
「今日は一日アイリスとライモンシティ見物なんです!」
成る程、デント君は別行動で一人でスタンプラリーと
本当に鉄ちゃんだよね
まあ、私達サブウェイマスターには負けるけど
「この間から気になっていたのですけど、氷空さんとカルムさんって仲良いんですか?」
アイリスちゃんって気が付くの早いね
「うん、私とカルムは結婚してるから」
結婚はしてるけど、兄さん達と同居してるからあまり変化が無いんだよね
戸籍が変わった位だし
「二人って結婚していたんですか!!」
アイリスちゃん声デカいって
サトシ君とピカチュウはボーっとしているし
そういえばサトシ君のお兄さんは元気かな?
「そういえば、サトシ君のお兄さんレッドはまだシロガネ山に籠っているの?」
もうそろそろ下山していても良い頃よね
「はい!シロガネ山で修行中です」
って事はグリーンさんはまだパシられてるんだ
あの人って苦労人だからな
「そうなんだ~」
「氷空さんは兄さんと知り合いなんですか?」
あれ?サトシ君、私と前にカントーで会った事がある事忘れてる?
ってか数日位サトシ君とレッドの家に泊まった事もあるんですけど
「えーっとマサラタウンで…ってか私、君の家に泊まった事があるんだけど」
「えっ?俺の家にですか?」
あ~忘れているパターンだこれ
「忘れてるならいいんだ~もう何年も前だし」
私とカルムはラケットとボールを返却すると
「じゃあ、私達はギアステーションに戻るわね」
そう言って帰って行った
「…で、この子のポケモンを探しにデント君は来たのね」
「そうなんです」
私はカルムと別れた後、ランダムトレインの点検に向かって
その帰り道の途中でデント君達と出会った
中央管理室でその子の事を探すか
「ねえ、デント君…最後にそのポケモン、キバゴを見かけた路線と時間を教えてくれる?」
私達は走りながら情報交換をした