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生まれ変わった後に

第15章 カルムと私と兄さん達


私は挑戦者が入ったのを確認すると魔女の帽子を胸に当てて片方の手でスカートのすそを持ち…お辞儀した
「ハッピーハロウィーン!本日はバトルサブウェイご乗車ありがとうございます!私、サブウェイマスターの氷空と申します!さて、次の停車駅ですが…貴方様の実力で決めたいと思っております。ポケモンのことを良く理解なさっているか、どれ程の絆を見せて下さるのか…どんな運命が待っていても自分を貫けるか…
勝利もしくは敗北、どちらに向かうのか…私と貴方様で決めましょうでは、出発進行ーッ!」
私は バケッチャとマフォクシーを繰り出した
今日の手持ちは全部カロス地方のポケモンだから挑戦者も対策を立てにくい
あ~でもマフォクシーは何度か出してるから多分エスパー対策はしているんだろうな
私はそう思いつつ攻撃を指示した
相手も戸惑いつつ指示を出している

案の定私が勝ち…ギアステーションに戻って行く
その途中で家族連れのお客様を見かけた
そういえば、私って両親の顔とか性格とかもおぼろげにしか覚えていないんだよね
特に5歳までの記憶は無い
記憶と同時に何か大切な事もなくしてしまった気がするんだよね
仕事をやっていればその何かを思い出せるかと思ってやっているけど思い出せない
私は時間がある事を確認すると5歳のハロウィンの時、事件のあったギアステーションの裏口に来ていた
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