第15章 カルムと私と兄さん達
「毎年思うけど、お菓子配るのも大変ね」
私達はライモンシティの遊園地に来ていた
子供たちは元気で…すぐにお菓子は無くなってしまう
私達は少し休憩にしようとすると
カルムは暑そうにしている
「あ~カルムの仮装ってオオカミ男だもんね」
私は自分で作ったカルムの衣装を見る
我ながら完成度は高そうだ
5日位徹夜して良かった!
「カルムはオオカミとかが似合うよね!カッコいい!」
私がそういうと
「じゃあ、オオカミの俺は魔女を…」
わわっどうしたの?
カルムは氷空に近づくと
私の頬をペロッとなめた
「食べても良いって事だよね?」
カルムはそう言ってキスをしてくる
最近、仕事ばかりだったからな
「ってか仕事中!!」
「ダメ、今は俺と一緒に居て?」
彼は抱きしめると
「最近、頑張ったご褒美だよ」
そう言った