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生まれ変わった後に

第13章 ギアステーションの日常


そして兄さん達が帰ってきた後
何故かトウヤとトウコちゃんも一緒に来ていた
「で、急にどうしたの?結婚を申し込んでくるなんて」
私がたずねるとカルムは
「俺…君の事が好きで君が去年、事件に巻き込まれたと聞いて…キミと離れて旅していたことをとても後悔したんだ…それで、君をいつでも守れるように君と一緒にずっといようと思って帰って来たんだ」
それで改めて指輪を渡すと
ノボリ兄さんとクダリ兄さんが阻む
「だめだめ!氷空は僕達の妹!」
「そうです!私達の許可なくては結婚できませんよ!」
あっそうだった
20歳になるまでは保護者の許可がいるんだっけ
「だったらさ…20歳になるまで一緒に暮らしたら?」
あれ?トウコちゃん
「だね!トウコちゃん!カルム!私達と一緒に暮らそうよ!」
兄さん達はボー然としている
あっでも、私達が仕事している間暇か
「そういえば、鉄道員の空きあるから…そこ、カルムを入れていいよね?」
私は人事の仕事もやっているので兄に聞いてみる
「しょうがないですね…でも、結婚は認めません」
「認めてほしかったら行動や強さで示してね」
そう言うと兄さん達は決算の書類を片付け始めた
私はギアステーションを案内しにカルムを連れて出て行った
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