第13章 ギアステーションの日常
あれから1年の月日が流れ
私は18歳で兄さん達は23歳
私は今までの冒険を本にして全国に出版し
トウコちゃんやトウヤそして…チェレンとベルはバトルサブウェイの常連になっている
そして、いつものギアステーションに戻っていた
ただ…違うとすれば
「ただいま、氷空」
「カルム!お帰り!」
カルムが帰って来てくれた事だった
彼は私の制服見た事が無いんだよね
「似合ってるね氷空…」
そう言うと彼は私の事を抱きしめる
因みにここは執務室
兄さんは今はマルチトレインでバトル中だ
今日は休日だから私が担当のハズなんだけど
マルチの直前までランダムの時間がかかったからね
代理で行って貰っていた
「それにしても、早かったね」
予定だと今日の夕方に着く飛行機のハズだったと思うんだけど
「うん、これを早く渡したかったからね」
そう言うと指輪のケースを渡してくる
「これって」
「結婚して頂けませんか?氷空」
まさかの…そんなの決まってるのに
もう、結婚の許される年だし
「ええ…私もy「ダメですよ!そんなのお兄ちゃんが許しません!」わわっノボリ兄さん!」
突然、インカムから声が聞こえた
モニターを見ているとトウコちゃんとトウヤが苦笑しながら見ているよ
「ごめん、カルム…インカムつけっぱなしだったみたい」
「氷空!待っていなさい!すぐそっちに行きますからね!クダリ!早く倒しますよ」
「氷空、カルムと一緒に待っているんだよ!それで、これからの事をじっくりと話そうか」
そう言うとインカムが切れた
私はとりあえずお茶を出すと
「ごめんね…今、年末の決算の時期だから書類が溜まってるのよ」
私も今週はいつもの倍の書類をやっている
でもあと少しだし…大丈夫か
休憩って事でカルムと話をする事にした