第12章 ギアステーション襲撃
次の日の朝
「今週の書類は終わりました」
「そうですか」
いつもの執務室のハズが
私はいつもの制服ではなく普段着だった
「やはり行くのですか」
「うん、その為に」
3日間の休みが取れる様に仕事を終わらせたのよと言うと
「無理をしない様にするのですよ」
クダリ兄さんはじっとこっちを見ている
「何かあったら僕達に連絡すること!いいね?」
「はい!」
鉄道員の方たちも心配しているようで
無事に帰ってこいとか口々に言っていた
私はカロスエンブレムをノボリ兄さんに渡すと
「もし、私が無事で帰ってこれなかったら…これをカルムに渡して?」
「縁起でもない事を言わないでくださいまし」
あはは、ごめんと言うと
私はトウヤに言われた場所
アロエさんの博物館に向かった