第12章 ギアステーション襲撃
私とノボリ兄さんとクダリ兄さんは強い挑戦者が来ないので書類仕事に追われていた
「それにしても珍しいですね氷空はいつもなら仕事が終わっているでしょう」
そうなんだけどね?
「最近、プラズマ団の事を調べてトウヤに情報を送っていたから少し遅れ気味なだけ」
私はそう言いながら書類を束ねる
「氷空、早い僕のもやって」
「だめだってクダリ兄さん」
私はボールペンでクダリ兄さんを突っつくとノボリ兄さんの方を見る
「氷空を頼ってはダメですよクダリ」
ほらねとばかりに私はクダリ兄さんを見ると
必死に書類を片付け始める兄さんが見えた
「後この一山で今週の仕事は終わりっと」
私は山を片付けようとするとノボリ兄さんに止められた
「もう3日間ずっと休まずに行動しているでしょう貴方は」
あれ?いつばれたんだろう
「私顔に出てた?」
「いいえ、兄弟ですから」
ノボリ兄さんは私の頭を撫でてくる
「無理はダメ!絶対!」
ありがとう
「じゃあ…「ボスたち聞こえていますか!」」
急にインカムに連絡が入った
「何が起きたの?」
「氷空ちゃん!ギアステーション入口にプラズマ団が!!」
私達はお互い頷くと
「分かりました、私達もそちらに向かいます」
3人はそれぞれモンスターボールを出すと
「乗客の安全な所に案内して僕達もすぐにそっちに向かうから」
そう言うと私達は走って入り口に向かった
誰を狙っての犯行だか知らずに