第11章 異変
観覧車に乗りこむと
「何のつもり?」
高い所から探すというのは理にかなっているけど明らかにおかしい
でも、答えは意外な方向に曲がって行った
「最初に行っておくよ…ボクがプラズマ団の王様…ゲーチスに頼まれ、一緒にポケモンを救うんだよ…この世界にどれ程のポケモンが居るのだろうか…」
何言ってるの?この人
Nとゲーチスはグルだったってわけね
私は以前、チャンピオンロードでカルムから言われた言葉を思い出した
歩み寄っていけたらいい…か
私とNは観覧車を降りると逃げていくプラズマ団のしたっぱが見えた
「ここでは君に勝てないが…逃げるプラズマ団の為…相手をしてもらうよ」
そう言うとNはポケモンを繰り出してきた
私もボールを取り出すとマフォクシーを繰り出した
チャンピオンとして戦っている時の手持ちなんだけど勘弁してねと思いつつバトルを開始した
数分立って
「君は強い…だが、僕には変えるべき未来があるそのために!」
Nは私のすぐ近くによると
「ボクはチャンピオンを超える…誰にも負けない存在となりすべてのトレーナーにポケモンを解放させる君がポケモンと一緒に居たい…!そう望むのなら、ポケモンリーグに向え!そこでボクを止めて見せるんだ」
私にそう言うと彼は逃げていってしまう
ポケモンリーグに向えって言われてもな
兄弟で駅長をしているって言ってもライモンシティを長期間開けるわけにはいかない
さっきのトウヤにちょっとお願いしとくか
私はとりあえず、トウヤと合流する事にした