第11章 異変
私とクダリ兄さんは挑戦者の前に立つと
私はスカートの脇と脇を掴んで畏まったお辞儀をして
「私サブウェイマスターの氷空と申します。片側に控えるのは同じくサブウェイマスターのクダリです。 さて、マルチバトル。お互いの弱点をカバーし合うのか、はたまた圧倒的な攻撃力を見せるのか、どのような絆を見せて戦われるのか楽しみでございますが…貴方様とパートナーとの息がぴたりと合わない限り勝利する未来を作るのはのは難しいでしょう。ではクダリ兄さん、何かございましたらどうぞ!」
クダリ兄さんは前に出てくると
「ルールを守って安全運転!ダイヤを守ってみなさんスマイル!指差し確認、準備オッケー!目指すは勝利!出発進行!」
私達は勝負を始めた
勝負はさっきのトウコとの一戦よりかなりあっけなくすぐに私達の勝利で終わってしまった
兄さんがつまんないっていいそうになっていたので
急いで私達はテレポートで退出した
「クダリ兄さん、さっきつまらないって言いそうになってたでしょ?」
兄さんはバレタ?と言いたそうな顔をしている
「もう、クダリ兄さんったら…」
私はそう言いながら次言ったら暫くプリンの差し入れは無しと言うと執務室に戻って行った