第11章 異変
就任式から2年の月日が流れた
私とカルムは17歳で兄さん達は22歳
カルムはイッシュの旅を終え、兄さん達にノーマルトレインだけど勝ち、シンオウに旅立ってしまった
で、いつも通りの廃人施設なんだけど
「最近多いねポケモンを解放するとかいう集団」
私は平日は基本書類仕事だけなので新聞を読んでいると
「あちらこちらでポケモンの盗難事件も起きているみたいだしね」
クダリ兄さんも仕事に飽きたのか私の居るソファーに来る
「地下にまで被害が出ないと宜しいのですが」
あっノボリ兄さんも
私達は地下が安全であれはそれで良いと普段は思っているからねと思いつつ
「でも、出る杭は打たないとね」
私はそう言うと
「ちょっと午後は出張してきます帰る前には一旦ギアステには戻りますので」
「何かあったら連絡するのですよ」
「分かってますって…行くよ、シャンデラ」
私は制服のコートを着ると自分のシャンデラと一緒に次の演説が行われると噂されているカラクサタウンに向かった