第10章 ギアステーション

そして、私が里帰りしてから数日が立った頃
カルムはイッシュ地方を旅していて
私は鉄道員として研修真っ只中です
「氷空ちゃんは兄さん達よりも物覚えがええな～」
鉄道員自体男性がほとんどってか男性しか居ないので私はズボンで仕事をしています
サブウェイマスターの仕事が始まったら兄さん達が決めた制服で仕事をするらしく
この後試着か…と思いつつ
駅長室に入っていった
「やあ、氷空ちゃん」
「駅長」
兄さん達も居るし
ってか兄さん達も制服の試着か
「貴方の制服も届いてますよ」
私は自分の袋を開けてみると
兄さん達の制服と同じやつのそれぞれ1着
それと
半分が黒で半分が白の兄さん達の制服を足して2で割った様な制服でしかもスカートだった
「これ着るの?ってかサイズピッタリなんですけど」
これがサブウェイクオリティー
恐ろしいなと思いつつ着替えて
駅長が
「1週間後これを着て就任式に参加してね?」
と言われてしまった

結局、担当する電車は
ノボリ兄さんがシングルトレイン(平日)
クダリ兄さんがダブルトレイン(平日)
兄さん達二人でマルチトレイン(平日)
私がランダムトレイン(休日)
兄弟3人が交代でマルチトレイン(休日)
となったらしい
因みに、ランダムトレインは新しく導入した電車で
1両ずつランダムにバトル形式が変わっていくどんなバトルになるかは分からないらしい
因みにランダムで出てくるバトル形式はシングル、ダブル、トリプルのいずれからしい
平日とかは休日だったり兄さん達が倒れた時とかに代理でバトルしたり書類仕事等を片付けたり色々とやる事はありそうだ
就任式の日にランダムトレインは一般に発表するらしい
私はこの後はバトルの特訓をする為、次の担当場所シングルトレインに向かって行った