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生まれ変わった後に

第10章 ギアステーション


ギアステーション内ではドンドンとマルチトレインで連勝していっている奴らが居るという噂で持ちきりだった
次はノボリ兄さんとクダリ兄さんの出番…21両目らしい
双子はその強い人たちが入ってくるのを待つと
意外な人物が立っていた
「久しぶり!兄さん」
妹の氷空と小僧…カルムが立っていた
「帰ってくるのは明日のハズじゃあ」
あっそう言えば手紙を出した日から数えてだったから日付の計算間違えちゃったと言っている
「で、ポケモンバトルしましょう?兄さん」
4人同時にボールを投げると
勝負の火蓋が切って落とされた

やっぱり、こういう所に慣れている兄さん達は強いなと思いつつ
私達は最後のポケモン…アブソルとルカリオを繰り出す
すると、私達のメガリングが輝きだした
「なにこれ」
私とカルムがそれぞれの手をクロスさせて翳すと二匹ともメガ進化した
「えっカロスでしか実例が無いと言われていたメガ進化が出来ちゃった」
どうしようと兄さん達を見ると
「ルールでは禁止とは書かれていませんが」
「少し議論するべきだねこれは」
2人も唖然としている
だよね!急に進化するはずのない場所で進化したんだもん
「今回君達の挑戦は負けという事で」
あ~やっぱりね
「カルム、しょうがないね」
そういういうと2人して座席に座り込む
兄さん達も隣に座った
「そういえば…話すね今までの事を」
私はカロスで起きた出来事を全部話した
そして話終ると
「私…この出来事をノートに記録してあるんだ…だからね仕事に慣れたら少しずつ書いて…本にするつもり」
だって、こんな悲しい事を繰り返しちゃいけないと私は言って
残りの三人は無言で頷いた
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