第8章 新たな日々
アサメタウンのカルムの家に帰ると
「氷空ちゃんお帰りなさい!カルムならもう帰っているわよ!」
「お義母さんありがとうございます!」
私はお礼を言うと二階に上がる
「良いわね~女の子にお母さんって呼ばれるのって…私の娘が出来たみたいで可愛いわ~」
「カルムがあの子と結婚すれば娘になるね」
「あら、そうね!楽しみだわ」
カルムのご両親は今日も元気なようだ
私はカルムの部屋に入ると
今日あった事件の事を話した
「…どう思う?」
「フレア団関連の可能性は高いね」
やっぱりかーと私はうなり始める
「クセロシキはまだ捕まってないし可能性的にはあり得るのよね…マチエールも利用されちゃってるみたいだし」
私は必死に考えているといつの間にか眠くなって寝てしまった
「全く…キミは無防備すぎるな」
いくら彼氏の実家だからといっても男性の部屋で抵抗もなく寝てしまうとはね
カルムは苦笑すると氷空の口に軽くキスをするとおやすみといって
彼女をベッドに寝かせ、自分は床に布団を敷いて眠った