• テキストサイズ

生まれ変わった後に

第8章 新たな日々


そして、数日が経った頃
今日はカルムは博士の手伝いでフィールドワークしているので私だけハンサムハウスに向かう事になった
最近、変な事件も起きているらしくて…物騒になったな
まあ、私の地元も路地裏とかに行けば物騒なんだけど
そう言えば、ハンサムさんのグレッグルってどうしたんだろう?
持っている様子が無いんだけど
まあ、いいか
そう思いつつハンサムハウスに入っていった
「こんにちわーってあれ?マチエールは?」
「おお、氷空君来てくれたか…実はな、最近マチエールが黙って何処かに出かけているんだ…今日も留守番を頼もうと思ったのだが何処にも姿が見えない…それに、昨日はここに帰ってこなかった様子…マチエールと付き合いのあるギャングの少年たちもまじめにやっているようだし問題ないと思いたいが…」
マチエールが帰ってない?
何かあったのかしらと私は思っていると私とハンサムさんそれぞれのホロキャスターにニュースが入って来た
「臨時ニュースをお伝えいたします…昨晩未明、ミアレ美術館に何者かが侵入…館内で展示の壁画が損壊された模様です…関係者によると、厳重に警備された館内に侵入する事は不可能だと語っています…なお、現在も犯人は捕まっていません…」
こんな時に事件?
まさか…ないとは思うけど、マチエール?
私はハンサムさんの方を見ると
「見たな!氷空君!事件ある所にハンサムあり!今すぐミアレ美術館に調査に行く必要がある!早速、現場に直行だ!」
あ~仕事に脳みそ行っちゃってるよ
疑いたくないけど、マチエールが関係しているかもしれない
そう思い、私は用事があるから後で合流すると言っているハンサムさんを置いて美術館に向かった
/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp