第1章 [鬼舞辻 無惨]
上向きの形の雄芯はトリの頭を動かす度に自然と上顎をなぞり、んんっと、甘い声を上げさせた。
びくんっと、腰を動かして居るのが、無惨に知られる。
「また、勝手に感じているのか」
ぐっと、喉奥まで雄芯を挿入し、気道をも塞ぐ。
数秒そのまま動かないで、また少し抜いてぐぐっと押し付ける事を繰り返した。
「人間の奥は狭いが、締まるな」
その蠕動運動を繰り返し、動きが早くなったかと思うと、無惨はトリの喉奥に白濁の精を吐き出す。
ずるっと、トリの口から自身の雄芯を抜き、顎を掴み全て飲ませる。
びく、びくんっと身体を震わせながら、ごくりと、トリは喉を動かし口の中に吐き出された精を飲み干す。
なんだ…と、紅潮したトリの頬に手を当てて、指で耳殻をなぞる。
潤んだ瞳、雌の発する欲情した匂いを出しているトリ。
開口器からだらしなく出ている舌を吸い上げて、自身の苦い精子の味もしたが、それよりトリの唾液の方がよっぽど甘く感じた。
くすりと笑い
「勝手に気をやったのか?」
耳元で囁き、お前は玩具だと言っただろう?と、髪の毛を掴まれ、鋭い視線で見られるが潤んで熱を持っている瞳にはなんの恐怖も感じなかった。
小さな張り型をした開口器の栓を閉められる。
ぐっと、入れられて先程よりは苦しくはないが、舌の3分の2は押さえ込まれる形になり、上手く舌を動かす事が出来ない。
拘束具で両脚をM字のように開かされる。
後ろ側で固定されて脚が閉じられない様になっている。
両腕は手錠をかけたまま頭の上側の柵に固定される。
身をよじり、逃げようとするが、上手く身体が言う事を聞かない。
無惨は軽々と、トリの両脚を持ち上げ、顔の前に性器を持ってくる。
んんー!っと、反論しようとするが、声も出ず、すんなりとその行動を制される。
下着の上からくんっと、匂いを嗅がれてその恥ずかしい行為に目を背けるトリ。
つぅっと、指の腹で真ん中をなぞると無惨の指の冷たさでの反応か、快感からなのか、腰をびくつかせた。
少しでも深く擦ると、くちゅりと卑猥な水音が鳴り、下着に染みを作っていく。
ぷっくりと大きく硬くなった女芯を指で捉えると、んんっと甘く鳴き、腰をびくつかせた。