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鬼滅の刃  鬼殺隊編

第1章 遊郭 [宇髄 天元]


そう言うと、宇髄の前に立ち上がり、手を引いて帯に手を掛けさせる。
キイロイのその表情は艶のある雌の表情をしていた。
上から宇髄を見下ろす形になっているが、潤んだ瞳で宇髄を見つめている。
とても愛おしい人を見つめる様に、帯に掛けている手を優しく包む。

急に女の顔へと雌の匂いへと変化するキイロイにごくりと生唾を飲む宇髄。
その動揺がバレない様に言われた通りに冷静に帯をするりと解いて行く。
これも脱がせておくんなんし。と、着物の上を掴ませると、するっとキイロイは身体を回転させて腕を抜く。

「ありがとうござりんした。」
と、甘く微笑むと宇髄の太腿に手を添える。
「主さん、ほんと間夫でありんすね」
目尻を下げて色っぽくキイロイは笑う。
こんなに、ほら、と、キイロイは宇髄の掌を取り、胸元に当てて
わちきもら緊張しなんす…と、宇髄の前だと鼓動が早くなっている事を伝える。

廓言葉で「これからあなたに触られていると思って自身を慰めます。」
と、伝えて、胡座をかいている宇髄の太腿に両手を付き、耳元に顔を近づけて
「主さん、こんなわちきを見なんし…」
艶のある言葉と吐息を吐く。


すっと、キイロイの身体が離れたかと思うと、自身の指を唇に当ててちゅっとリップ音を鳴らす。
ちゅ、ちぅっと、指や掌に唇を落としたり、舌を伸ばして下から上へと舐めたり、唇をなぞったかと思うと、少し口を開いて自身の指の侵入を受け入れる。
人差し指の腹を自身の舌に押し付けながら奥へと進めて行く。
舌全体で指を包み込み、引き抜かれる度にちゅうっと吸い上げる。
今度は中指も添えて口内へ侵入させる。
ん、んくっと、くぐもった甘い吐息を吐きながら、指を咥え舐め上げ、宇髄にその視線を向ける。

その動作は雄芯を舐めているかを錯覚させるような行動で宇髄の雄芯も熱くなっていくのを感じる。

びくりと、キイロイが身体を震わせたかと思うと、もう片方の掌で自身の胸を、ぐうっと掴んでいた。
指をしぼめるにあたり、突起物を摘む様に指を動かして刺激をする。
既にしこりをもち硬くなった乳首を指で摘んだり、転がしたり、爪で引っ掻いたり、乳輪の周りをなぞりじらしたり、口元にある指の動きは止めずに。

くぅんっと、甘く鳴くキイロイ。
視線は宇髄から離さない。
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