第3章 眼鏡にスーツ[煉獄杏寿郎]

「あぁぁんｯ！」
ぐちゅっと奥まで一気に入れられて子宮孔を突かれる。
ひうっと、身体をのけぞらせて、びくんっと、身体が波打つ。

パンパンという腰と腰がぶつかる音、一緒にあん、ぁんっと、甲高いトリの可愛い喘ぎ声、ベッドが軋む音、煉獄の吐息が部屋に響く。

「あ、あんっ！れんご、く…せんせｯ…おちん、ちんｯ、気持ちぃ…っあぅ…」
覆いかぶさる様に後ろからトリを覆い、片手で先ほど叩いていた桃尻をパンっと叩く。

「ひぅっ！あっ、らめｯ…らめぇ…叩いちゃ、やぁっ！」
「何故駄目、なんだ？こんなに締め付けてるくせに。」
ぱんっと腰を押しつけてぐりぐりと奥を刺激しながら、また桃尻を叩く。
「あぅ、ぁあっ、いく、いくぅっ…！」
トリの膣の締め付けに、自身も限界を感じ、トリが絶頂の中、更に腰を振る。
「や、やだ、イッたばっかりで…動いたら、あぁっ！」
「… トリっ」

煉獄は後ろからトリを強く抱きしめてトリの中に精を吐き出した。


ずるりと、雄芯をトリの中から引き抜く。
抜く時、いつも抜かないでと言わんばかりにトリの膣が締め付ける感覚にくっと、眉間を寄せる。

「トリ、ほら」
ぐいっと、トリの手を煉獄は胸に当てる。
早い心臓の動きが伝わる。
「俺だって、余裕ないんだ」
と、自傷気味に笑う。



トリを仰向けにさせて、ちゅっと、優しくキスを落として、コンドームに手を掛けようとするとトリに制されてしまった煉獄。

とんっと、煉獄の身体を押してベッドに座らせると、その前にもぞもぞと自分の身体を起こしてコンドームを外す。
「こら、辞めないか！」
と、煉獄が止めに入るがトリは止まらない。
コンドームに出た精子を下の上に垂らして、へへっと、煉獄に見せつけて飲み込んだかと思うと、お掃除しなきゃと、煉獄の雄芯に唇を近づけてちゅっと、リップ音を鳴らす。
びくりと、反応する煉獄に対して、くんっと匂いを嗅いでゴムくさいと、クスクス笑いながら雄芯を舐めあげる。
付け根はトリの体液を舐めとり、竿部分は残りの精子を吸い取る様に吸い上げる。
「お掃除、終わりました、煉獄先生っ」
と、へにゃんと、笑うものだから
煉獄は食いつくように、貪る様に唇を合わせた。