第2章 [宇髄天元]

少しむぅっとしているトリ。
「…だって、天元さんが…むにっ」
「だって、じゃねえだろ？」
「ごめん…にゃひゃい…」
両頬をむにっとされたトリの顔を見て笑いながら
でも、お仕置きだな？と、宇随はトリに向かってにっこり微笑む。

ほら、乗って。俺を喜ばせろ？


その宇随の視線に、トリはまた心臓なら動きを早くし、身体を熱くした。

自身の体液で濡れてしまった、襦袢を脱ぎ、　宇随の前に膝立ちになる。
宇随の雄芯を跨ぐ様にしゃがみこみ、トリ自身の性器の入り口にあてがう。

ぐちゅっと入り込み粘液が乱れる水音が鳴り、ぐぐっとトリの膣は宇随の雄芯を自身に取り込んでいく。
自身で入れられる最奥まで宇随の雄芯を迎えると、両手を宇随のお腹に預け、ゆっくりゆっくり腰を動かした。

こんっと軽く子宮孔を宇随の亀頭で押されるとひんっと背中を晒せた。
「あぅ、うぅｯ…んんｯ…」
「トリ、ズルしてないか？」
びくりと身体を強張らせて、してないっと首を振る。
「ふーん…じゃぁ、なんで身体なら間に隙間が出来てるんだｯ？」
「あぁんッ！あっ…ぁんんッ…」
宇随が言い終わると同時にトリの腰を掴み、自身をトリの中へ更に奥へ侵入させた。
更に間髪入れず宇随は腰を打ち付ける。
ぐちゅ、ぐちゅっと、腰を打ち付ける度に卑猥な水音とトリの甲高い喘ぎ声が部屋の中に響く。
「あぅっ、、うぅっ…んんｯ、やぁ、やぁーｯ…気持ち、ぃ…っ」
脚が疲れてきて、トリは膝を床に付く。
上下にではなく、今度は前後に腰を譲る。
「んん、んぅ…はぅんｯ…んんｯ！んぁっ、それ、だめｯ！」
宇随は腰を少し突き立てるとトリの良い所に当たるのを知っている。
駄目とは言いながらもうトリの腰の動きは止められない。
また絶頂を迎えたいから、ぐちゅぐちゅと胸を揺らし、腰を揺らす。
「やぁ、やぁぁｯ、また、イッちゃう…イク、いく、いくｩｯ！」

がくがくとまた痙攣をし、ぷしゃぁっとまた潮を拭いてしまう。

「気持ち良いか？トリ…」
こくこくと頷く事しか出来なかった。
ふーんと、味気ない返事をした宇随の指はトリのアナルに触れていた。