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眠り姫の物語【ツイステ】
第24章 誠意の欠片も感じられない謝罪
いつの間にか月が高く登り、依然として眠り続けるローズの美しい横顔を照らしておりました。
彼女を救いたいと思う気持ちも、大切に想う気持ちも、そこに一切の偽りはないというのに…
現実は虚しいもので、その場にいる誰の想いも、ローズに届く事はありませんでした。
誰もが絶望に暮れる中、深夜0時を告げる鐘の音が響き渡ります。
悲しみが城を支配しているこの状況で、彼女はついに16歳の誕生日を迎えたのでありました。
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