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運命を超えて

第13章 年末年始と誕生日と?


~広場~
「シルバーも負けちゃったか…」
「ああ…ユキもか…」
「うん♪」


「…探しましたよ…シルバー様…」
「お前は…ランス!!」
「…それとこの間ヤドンの井戸で我々の邪魔した方も一緒ですか…」
「私たちに…何の用?」
「(…この間は洞窟でよく見えませんでしたが…この少女…何処かで…)…シルバー様…御迎えに上がりました…」
「何故だ!!」
「シルバーを!?なんで?」
「シルバー様は我々ロケット団のボス…サカキ様の御子息だ…だから此方に…来て頂きます…」
「シルバー!!行っちゃダメ!!一緒にアリス学園に戻ろう?
「…」
「シルバー様…おとなしくこちら側に戻って下さい…」
「シルバー…」
シルバーの服の裾をつかんだ…
「ユキ…俺は…ロケット団とは手を組まない!!」
「以前お会いした時には気づきませんでしたが…ユキさんでしたか!!…確か4~5年前にシルバー様と楽しそうに遊んでいた女の子の…」
「えっ!?」
「(そういう事なら…)…今回は引きあげましょう……シルバー様…せいぜいその少女を守り通すことですね…」
「言われなくても…」



「あの人…ランスって言ったっけ…前に戦ったことがあるけど…なんでタマムシシティの事…」
「俺たちがその日に分かれる前…ロケット団員が2人来たの覚えてるか?」
「うん…男の人…2人…まさか!!」
「…そうだ…その中に当時したっぱだったランスが居た…」
「そうだったんだ…」
「…大丈夫だ!!俺がユキを守ってやるから…」
「ありがとう…」
「泣くなって!!」
「あー!!シルバーがユキを泣かした!!」
「大丈夫?ユキ…」
「あはは…大丈夫…」
ユカはユキの頭を触った…
「ふーん…なるほど…」
「?…どうしたの?」
ユカはユキからアリスで読み取った事を話した…
「そうだったんだ…2人とも気を付けてね?」
「うん…それよりコンテストは?」
「ハルカの優勝だよ!!」
「おめでとう♪」
「ありがとう♪」
「タイ焼き買ってきたよ!!」
「やった!!」



(ユキは俺が必ず守る…)
シルバーは一人で誓っていた
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