第8章 アリス学園とウバメの森
ユキ達がアリス祭を楽しんでいるその頃
場所は変わってポケモン世界
「くそっ!ウバメの森をここんとこ2~3日位探してもあいつらが見つからないだと?」
「誰かお探しかね?」
「誰だっ!」
「わしゃ…この森の祠を守っている婆さんじゃ…」
「そうか…この近辺で女子3人を見かけなかったか?」
「ああ、その子たちならポケモンたちと一緒にこの世界とは違う世界に行ったよ…」
「はぁ?(何言ってんの?こいつ…)」
「信じていないようだねぇ…これをごらん?」
老婆は水面を指さすと映像が見えた…
「これ…ユキ達…なのか?」
「今はアリス学園に向かっているようじゃ…」
「…あんしんせいっ!試験が終わった後の休みの間はこっちの世界で旅を続けるようじゃよ…」
「ユキ…折角また逢えたのに…」
水面に映っているユキをじっと見ている
「やれやれ…ほれっ!」
老婆は何かを取り出すと
「この鏡は時々他の世界が映る鏡じゃ…」
「…くれるのか?」
「ああ、儂にはもう必要のないものだからねぇ…」
「…すまない…」
シルバーはそれだけ言うとコガネシティに一旦向かった…
「…やれやれ…」
老婆はそれだけ言うと光り輝きシルバーみたいに赤い髪のユキと何処となく似た10歳位の女の子になった…
アリス学園のマークが付いた古いアルバムを持っている…
「折角、両親の若い頃がどんな感じなのか…見に過去に来たのに…少し時間を間違えたようね…もうそろそろ元の時間に戻りますか…」
氷空は時を超える力を使った…