第23章 プラズマ団と英雄伝説
その後、シルバーが膝をつく…
「シルバー!?大丈夫?」
シルバーを支える…
Nがこちらに来た…
「N…」
「…キミに…いや、キミ達に話したい事がある…」
3人は玉座があった場所に向かって歩いていった…
「キミ達と初めてであった事だ…キミのポケモンから聞こえてきた声がボクには衝撃だった…何故なら、あのポケモンは君の事スキと言っていた…一緒に居たいと言っていたから‥ボクには理解できなかった…世界に人の事を好きなポケモンが居るなんて…それまでボクは知らなかったからね…」
「それからどうしたの…?」
「…自分が信じていた物が何か確かめる為君と闘いたい…同じ英雄として向き合いたい…そう願ったが…ポケモンの事しか…いや、理解していなかったボクが…多くのポケモンと出会い仲間に囲まれていた君にかなうはずがなかった…」
「Nだって仲間が沢山いるよ!!トウコやトウヤ…チェレンや…ベル!!もちろん私とシルバーだって!!…っね?シルバー」
「そうだ…これからだって仲間は増えていく…」
ユキはNの部屋で拾った不思議な飴と紙切れを渡す…
Nは目を見開いてユキとシルバーを見た…
「…さて、チャンピオンはこんな僕を許してくれたが…ボクがどうするべきかは僕自身が決めるさ…」
そう言うとゼクロムを出した…
「ユキ!キミは、夢があると言った…その夢…叶えろ!素晴らしい夢は世界を変える力をくれる!君なら出来る!それじゃ…サヨナラ…!」
Nはゼクロムに乗り…飛んで行った…
「今度、カントーにも遊びに来てね!!」
「元気でな!!」
Nが返事したような気がした…