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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


中は、テレビとかでよく見る謁見室の様な造りだった…
奥に進んで行くと…Nが居た…
「ボクが望むのはポケモンだけの世界…ポケモンは人々から解き放たれ…本来の力を取り戻す…さあ、決着を付けよう…ボクには覚悟がある!!トモダチのポケモン達を傷つけても信念を貫く!」
「N…」
「…ここまで来たからには君にもあるんだろう?あるならボクの元に来て見せてほしい!君の覚悟を!!」
ユキは進んで行くと…Nもこっちに来た…
「僕と決着をつける為此処まで君はやって来た…だのにレシラムは反応しないんだね…」
「…」
確かに、ライトストーンは反応していない…
「まだキミを英雄と認めていないのか…ガッカリだね…幾度も勝負を重ねるうちにポケモンを大事にするトレーナーかもと感じたのに…だけど僕の思い込みでしかなかった!…やはりトレーナーが勝負しても理解し合う事なんて無い!!」
「そんな事ない!!」
ライトストーンを抱きしめながら反論するが…無視して話を続ける…
「…キミに出来る事は2つ…理想を求める為ボクに挑み玉砕するか…それともここを立ち去り…違う地方でポケモンが人から解き放たれた新しい世界を見守るか…おいで…ゼクロム!」
ゼクロムが壁を突き破って入って来た…
急に抱きしめていたライトストーンが動き始めた…目の前に浮かび上がる…
「キミのライトストーンが…いや、レシラムが…」
周囲のオーラを取り込んでいく…
ライトストーンが強烈なパワーに変換し…今、解き放った…!
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