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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


ソウリュウシティに着くと…ゲーチスが演説をしていた…
一応見る事にした…
「嘘吐きゲーチスめ…皆をたぶらかそうと必死に弁舌を振るっておる…」
「そうですね…」
「…」
ゲーチスは話し続ける…
「そうなのです!我らが王N様は伝説のポケモンと力を合わせ!新しい理想の国を作ろうとなさっています!これこそイッシュに伝わる英雄の建国伝説の再現!」
ポケモンを手放して別れて暮らす国が理想の国?
もしそんな事が起きたらこの世界のバランスが崩れてしまう…
ってかそれ以前にポケモンを手放すなんて絶対に出来ない…
ユキはゲーチスを睨んだ…
「ポケモンは…人間とは異なり、未知の可能性を秘めた生き物なのです…我々が学ぶ所を数多く持つ存在なのです…その素晴らしさを認め、我々の支配から解放すべき存在なのです!」
「ねえ、シルバー…私、ゲーチスの言っている事は間違っていると思う…そんな理想の中にどんな陰謀があるのかな…」
「そうだな…」
ゲーチスは演説を終わらせたようだ…
住民たちはあれやこれやと話している…
解散になった後…
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