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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


吊り橋の先には階段があった…
「ここを…降りればいいのかな?」
「…本当にいいのかい?」
誰かの声が聞こえた…どこか懐かしい…声…
「君は…変わらないな…魔女…」
「誰…?魔女って…何?」
問いかけながら周りを見回したけれど…誰も居なかった…
時計の音が何処かで聞こえた気がした…
「分からないけど…進もう…」
階段を降りて行った…


「うわ~人がゴミの様だ~(棒)」
と思わず言ってしまう程のプラズマ団員が居た…
数うちゃ当たるわけじゃないんだから…
しょうがない…
「今日はチャンピオン戦ではないので本気ではないですが…一気に来てもいいですよ?」
そう言うと、ユキは今の手持ちを全員だす…
プラズマ団員もそれぞれポケモンを出す…
「グレイシア…吹雪!!リオルははっけい!!メロエッタは古の歌!!バグフーンは火炎放射!!バニプッチは霰!!」
それぞれポケモン達に指示を出す…
それにやられる団員たち…
「ふぅ…じゃあ、先に進ませてもらうわよ!!」
早くNを探して、何に選ばれたのか聞きださないと…
走っていると、洞窟の出口付近にNが居た…
「N!!」
「多くの世界観が交じり合い…世界は灰色になって行く…ボクにはそれが許せない…ポケモンと人間を区別し白黒はっきり分ける…そうしてこそ、ポケモンは完全な存在になれるんだ…」
「…」
完全な存在なんてあるわけが無い…多くの世界観が交じり合ってもいいじゃないか…
「そう!これこそが僕の夢!叶えるべき夢なんだ!!」
「そうなんだ…それが…」
Nの夢…
「ユキ!!キミにも夢はあるのか?」
「そりゃああるわよ…こう見えて学生よ?」
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