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運命を超えて

第23章 プラズマ団と英雄伝説


トウヤとチェレンは幼稚園児と戦っていた…
4人とも楽しそう…
「4人とも…輝いていますね…」
「そうね…」
そして数時間後、チェレンとトウヤはバトルに勝利した…
「4人ともお疲れ~みんなでお弁当にしない?」
ユキは4人が戦っている間にお昼の分のお弁当を取りに学園に戻っていた…
そのおかげで、シルバーも一緒に来る事になったけど…
…というか、戻る時についてきた(汗)
カミツレさんは撮影があるみたいでジムに戻ってしまった…
トウヤとチェレンも先に行ってしまった…
ユキはレジャーシートを広げて座ると…シルバーとアデクさんも座った…
「チェレン…大丈夫かしら…昔の誰かさんを見ている気がしてきたわ…」
シルバーを見ると彼はそっぽを向いた…
「それは君もだろう…?ユキ」
「…」
「…何があったのか知らないが…強さの方が最優先になっておる気がするぞ…」
「そうかもしれないです…」
「もう一度頭を冷やして考える事だな…」
そう言うと路上ライブを見に行った…
「…もしかして佐倉の事で…」
「…そう、私は守れなかった…だから…」
「そうか…」
「あの子は棗君が助けると思うけれど…少しでも皆を守りたいのよ…」
目の前で親を亡くすのは誰だって辛いのに…
今の棗君は…このままだと…
只でさえアリスの形が…
「そうだな…俺も…お前を守りたい…」
「えっ?」
「だから、ユキが一人でなんでも抱え込むのはやめてくれ…」
いつの間にかシルバーに抱き着かれていた…
「ちょっちょっと…シルバー」
「俺は…」
シルバーはユキの顔を引き寄せようとすると…
「お楽しみ中すまないが…」
気まずそうにアデクさんと…シロナさんが来た…
2人はすぐに離れる…
「お邪魔だったかしら?」
「いっいえ…全然…で、シロナさんどうしたんですか?」
「それがね…ホドモエシティにプラズマ団が居るらしいのよ…」
「分かりました…すぐに調査に向かいます…」
ユキはすぐに片づけた…
「私はこれから一旦シンオウに戻るので、宜しくね…」
「わしもこの子らを家まで送らないと…またな…」
2人はさっきの幼稚園児を連れてライモンシティの方に向かって行った…
「シルバー…行こうか…」
「そうだな…」
ホドモエの跳ね橋に向かって行った…

…近くの木陰では…
Nが二人を見ていた…
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