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運命を超えて

第22章 アリス学園の過去と初校長


ユキはまた記憶なのか夢なのか分からない所に来ていた…
先程まで急速に流れていた様々な記憶は終わったようだ…「またか…この気配は…居るんでしょ?…」


ユキは振り返る…
「氷空…」


「よく分かったね…お母さん…いや…ユキちゃん♪」
「今回は…どうしたの?」
氷空が来たって事は何かあったんだろう…
「実はね…ユキちゃん…時の鍵なんだけど…あまり使わないでほしいんだ…」
「…どうして?」
何か使うと起きるのだろうか…そういうのを考え込んでいた…
「ちゃんの場合…使うと過去や未来を自由に行き来できる代わりに…その力を使う度に…記憶が削れる可能性があるんだ…」
「!!」
「冷お祖父ちゃんは3つあったアリスの一つを犠牲にした…そして…ユキは…さっきの妨害波で力が発動して記憶が選ばれた…その分力は強くなる…」
ユキは氷空からその事を聞かされると座り込んでしまった…
「…約束して!その力を使わないって!」
氷空は悲しそうな顔をした…
「…」
ユキは黙っていた…
氷空はため息をつくと(人1)をもとの世界に戻していった…
「記憶を…大切にしてね…」
それだけを残して…
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