• テキストサイズ

運命を超えて

第22章 アリス学園の過去と初校長


~高等部校長室~
「…野田先生…氷雪先生…初等部校長に付けられたその制御ブレスから来るアリス妨害波はもう攻略出来ましたか?」
「はい…こんな時の為に今まで随分アリスの不具合と称してブレスレットの妨害波と戦う訓練を氷雪先生と行ってきましたから…」
「…」
「えっ…」
「さっきも言ったように…君達に今納得してもらえるだけの諸事情を話して聞かせる時間は残っていない…だが…野田先生のアリスを使って過去の事をその目で見て今この時間にまた戻って来るというなら話は別だ…」
蜜柑達は困惑している…
「校長…それではあまりにも乱暴では…」
神野先生はユキの力も借りるべきだと言っていたが…
「確かに氷雪家歴代当主は異世界を移動したり時わたりをする事が可能だが…ユキの場合…」
冷は冷で難しい話を始めていた…
まだ、時の鍵の使い方等を教わっていない事だろう…
高校長もほっといている…
「…他を介さずありのままを見て…そして自分の進むべき道を決めなさい…」
「過去へ…」
/ 348ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp