第22章 アリス学園の過去と初校長
~高等部校長室~
ユキと櫻野先輩が蜜柑に念を飛ばしていると…お客さんがやって来た…
「鳴海先生をお連れしました…」
「神野先生…ご苦労様です…まずは鳴海先生の怪我の手当てを…今井君…神藤さん…」
今井先輩とハルカは鳴海先生の手当てに向かった…
「神野先生…それに氷雪先生や紅蓮先生…神藤先生方まで…生徒達も居るし…あなた方は一体…」
鳴海先生は状況を理解していないようだ…
「もう大方お気づきでしょう…私達は高等部校長と志を同じくし初等部校長の真の企みを阻止せんと影ながら動く…いわばチームの様な物です…私はいざという時の初等部での監視、調整役といったところです…詳細は怪我の手当てをしながらお話します。」
神野先生は説明し始めた…